2015年05月14日

遠見番御役人の仕事ぶり ㊲

『牛深御番所絵図 其の三十七』クリックにて拡大


 (『※※※※文献名』(10の6)遠見番上司へ上申書控)
どの文献かは今は非公開

『牛深の儀は薩州之渡り口而薩州、長崎ハ僅三里相隔居申候、此処は至而宜敷湊故、薩州往返之船は番、牛深乗入申候間、廻船無絶間数多繋り居申候、別而不正之荷物或は抜俵物、積戻船も皆此浦相集り申候、殊船と船より荷物仕替候事も有之、又は此浦而日和見合せ薩州地乗込或は下之関之様致渡海候船も有之候故、殊之外繁昌之浦而御座候(以下省略)』


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古文書の文章を全文現代語訳
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こちらの部分
只今掲載見合わせ中・・・

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ちょっと意味がわかりづらいとは思いますが、もっと簡単に書きます。
牛深は鹿児島への入り口であってしかも長崎へも近く長崎ー鹿児島間往復の場合立ち寄る湊として良港ばい。
俵物の抜荷もここで違う船に移し替えたりしてますし、それよりも普通の船もここでたくさん荷替えをしてまーす。鹿児島に行くとき又は下関のように海を渡る船も、天候などの風待ちもしていて、とても賑わっているでござるでござる。

なーんて(^o^)笑。おふざけが過ぎてますがもちろん上司に報告してる文章なのでわかってるとは思いますが丁寧語ですよw怒らないで(*_*;

牛深の御番所で実存するこの文章を書いたという風景が上の絵図ですね。
実際の牛深の賑わいがわかる古文書ということですね。すげーm(__)m







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Posted by hirok○ at 20:00Comments(0)御番所第二章