2015年05月13日

阿蘭陀船ご一行お・も・て・な・し ㊱

『牛深御番所絵図 其の三十六』クリックにて拡大
阿蘭陀船ご一行お・も・て・な・し ㊱

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 │         │月十八日 長崎蒸気船
 │ 破損      │
 │ 滅失      │役々方ハ勿論、其外
 ーーーーーーーーー
           阿蘭陀乗組御船揚宿ハ

           役座并ニ松屋阿蘭陀宿ハ㋯

           メ三軒一御泊り翌十九日

           御出帆右諸雑費左之通り

           弐貫四拾四匁八歩此舸子

           割壱人付五拾五匁三歩づつ

           四貫四匁七歩当口請ーーーーーーーーー
           │                 │
           │ 破損              │
           │ 滅失              │
            ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 上の文章は「宮崎郷永代萬覚帳」で年号不詳のもの、一部破損滅失のため、文意確定ならず絵のみ描いてみた。

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こんにちわ!
はじめましての人ははじめまして!
ここからhirok(^^♪です。

上記古文書からオランダ船が牛深に来て、その乗組員をもてなすことが牛深での公務として行われたということだろう。乗組員は役座(庄屋)と松屋に泊まり、阿蘭陀人は㋯(マルミ)という料亭に泊まった。そこではハイヤ節も踊られていただろうというのが絵にも描かれている。時代は蒸気船ということは幕末に近いと思われます。もっとわかりやすく言うと勝海舟が蒸気船で天草をぐるっと周ってる頃ですよ。

古文書のお金の勘定はおそらくその公務にこれだけお金がかかり、それを元に代官所か奉行に請求をしたものではないのかなと思う。確かにこういう歴史が在ったという証拠。

ほんとワクワクします。
阿蘭陀船ご一行お・も・て・な・し ㊱


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Posted by hirok○ at 20:00│Comments(0)御番所第二章
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